今どきの添乗員事情について知りたい。 23年以降添乗員は激務から変化していることはご存じですか?
添乗員未経験なみなさんからはこんな声が聞こえてきそうです。
疑問
添乗員は、激務って聞くけど本当?
- 最近の添乗員事情について知りたい。
そんな添乗員の最新情報についてお答えしています。
どのように労働環境が変わってきているかと言うと・・・
・労務管理が厳しくなっていて1日に働ける時間に制限があります。
・自由行動中は休憩時間となり休むことが出来る
・修学旅行なら夜の反省会には出なくていい
お伝えしたい事は添乗員業務はブラックから大きくホワイトに転換しているという事です。
本記事では添乗員業務長年イメージ「ブラック」な労働環境から今は添乗員の労働環境は「ホワイト」に変わってきているということです。
これがわかります
3つの視点
この記事を書いたのは
筆者 Ippon
旅行会社勤務しながら
さらに旅行を研究する会社員
お得な旅の情報を発信していきます。
- 経歴:新卒で大手旅行社に入社し21年8ヶ月、法人営業で添乗業務
- 保有資格:総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
- 添乗経験:国内・海外を計800本ほど
- 海外渡航:24か国
働き方は?
添乗員には、正社員と派遣添乗員の2種類があります。そしてツアーコンダクターの働き方は、大きく分けて3つあります。
こんな3つ
旅行会社の正社員として働き、添乗もする。
添乗員派遣会社に派遣専門の契約社員として入社し、添乗する
添乗員派遣会社に登録し、割り当てられたツアーに添乗する。
旅行会社の正社員は
どんな仕事か?
正社員の修学旅行添乗員は、旅行の企画・手配から当日の添乗まで、一連の業務を行います。具体的には、以下の業務を行います。
- 企業や学校からの社員旅行や修学旅行の依頼を受け、目的、予算、行程などを打ち合わせる
- 旅行の宿泊施設、交通手段、観光地などの手配を行う
- 旅行の当日は、安全確保、スケジュール管理、トラブル対応などを行う
添乗も大変ですが年間予算に追われる業務です。添乗は全体の一部にすぎません。
経験談
昔ですが私も忙しすぎて倒れてしまった事もあります。そのまま緊急搬送。
修学旅行の連続添乗と入札の企画作成等、同時期に重なるともう最悪。
忙しすぎてもやらなくてはいけない。帰ってきたら次の日から添乗にまた出かけなければならないというハードスケジュール。
添乗の合間には企画書を作ってと言う感じ。
これが続きすぎてとうとう倒れてしまいました。
頑張りすぎると倒れます。任せるものは任せればよかったと反省してます。
今は
でも今は、
- 連続添乗の日数制限があること。
- 1か月で働ける労働時間に決まりがあること。
- 連続添乗の場合は別の添乗員に任せること
そんな風に馬車馬のように働きまくるという事は年々緩和してきています。昔に比べると今は労務管理がしっかりしてきていますね。
添乗専門会社の正社員は
どんな仕事か?
派遣添乗員さんは、旅行会社勤務の社員が企画・手配した旅行に派遣され、当日の添乗を行う仕事です。
内容は
- 旅行の当日は、生徒の安全確保、スケジュール管理、トラブル対応などを行う
- 目的や見どころなどを説明する
- 思い出に残る旅行になるようサポートする
この添乗員の働き方はチーフで行く事もありますがサブ添乗員として添乗業務に就く事が多いのでチーフよりは少し気が楽です。
特に派遣添乗員さんに関しての労務管理は厳しくなってきていますので
自由時間は休息になり好きに観光に行けたり休んだりすることが出来ます。
修学旅行の場合は夜の反省会がありますが参加するのはチーフだけでサブ添乗員はその日の業務終了という事が増えてきています。
食事を食べて明日の打ち合わせをしたら業務終了ですのでゆっくり寝る事も出来ます。
労務管理が厳しいので働き安くなっていますね。
添乗専門会社の派遣社員は
どんな仕事か?
添乗員派遣会社に登録し、割り当てられたツアーに添乗するとは基本的には派遣添乗員ですので業務内容は同じですが
行きたい仕事を選べる点が大きく違う点です。
シーズンによっては住んでいる場所から離れた出発地点の旅行会社に行く事もありますので遠いので今回はパスと言う風に好きな仕事を選ぶ事が出来ます。
派遣添乗員が正社員よりもいいところは、次のとおりです。
正社員よりも自由度が高い。派遣添乗員は、正社員のように会社の規則や指示に縛られることなく、自分のペースで働くことができます。
正社員よりも給料が高い場合がある。派遣添乗員は、正社員よりも給料が高い場合があります。これは、派遣添乗員は、正社員よりも仕事量が多いためです。
正社員よりもスキルアップしやすい。派遣添乗員は、正社員よりも様々な経験を積むことができます。これは、派遣添乗員は、様々な会社の添乗員として働くことができるためです。
ただし、派遣添乗員には、正社員にはないデメリットもあります。
正社員よりも仕事が不安定である。派遣添乗員は、正社員よりも仕事が不安定である場合があります。これは、派遣添乗員は、会社の契約期間が終わると、他の会社に派遣されることになるためです。
正社員よりも福利厚生が少ない。派遣添乗員は、正社員よりも福利厚生が少ない場合があります。これは、派遣添乗員は、正社員と同じように会社の福利厚生を受けることができないためです。
派遣添乗員になるか迷っている方は、メリットとデメリットをよく考えて、自分の希望に合った働き方を選ぶようにしましょう。
まとめ
添乗員の労働環境は、以前はブラックなイメージがありましたが、近年は労務管理が厳しくなり、ホワイトな環境になってきています。
具体的には、連続添乗の日数制限や、1か月で働ける労働時間に決まりがあること、連続添乗の場合は別の添乗員に任せることなどです。
また、自由時間は休息になり、好きに観光に行けたり休んだりすることができます。修学旅行の場合は夜の反省会がありますが、参加するのはチーフだけで、サブ添乗員はその日の業務終了です。
労務管理が厳しくなってきたので、添乗員の仕事は働きやすくなりました。是非参考にしてくださいね。