ツアーナースのお仕事。修学旅行に同行するの看護師（トラベルナース）さんのお仕事って大変？旅行会社とはどんなやり取りが必要？楽しい？感動する？儲かる？登録方法は？　

今回の記事では修学旅行に同行する看護師さんのお仕事。ツアーナースについて旅行会社からの目線も含めながら書いていきます。

リアルな現場が分かりますので初めての方も登録方法も含めて参考にして下さい。

必要な準備

ツアーナースは修学旅行や研修旅行で参加者の旅行中の健康管理をはじめ、突発的な病気やケガに対し、看護サポートをして頂くお仕事です。

まずは初めて挑戦したい向けに手順をご紹介します。

ツアーナースが同行する旅行は、生徒の手当てが中心です。

修学旅行では予期せぬことが起こりますので病気やケガは異なるため、あらゆるケースに対応できる幅広い看護知識が必要となります。

登録はだいたいが無料となります。希望する看護師の方は各派遣会社のHPを入力し情報を送信します。

後日、担当より面接日時調整のご連絡が届きます。今は面接はweb面接(LINE,FaceTime,Zoom,Meet等)が多いですね。

登録する派遣会社を選ぶ

修学旅行に行きたいのであれば大手旅行社がよく利用するのは『ナースパワー人材センター』『MCナースネット』

になります。

気になるお給料は？

お給料は日当での支払い

ツアーナースは先ほどご紹介した派遣仲介会社に登録をして仕事があれば紹介をもらって働くことがほとんどです。

給料は基本的には日給で支払われます。派遣で単発となるお仕事のツアーナースは給料は日給制となることがほとんどです。

1日平均12,000～15,000円が相場ではないでしょうか？

旅行に係る費用は？

旅行に係る費用は当然、派遣を依頼した旅行会社や学校が負担をします。

昼食に関しては一部、旅行会社の考え方で支払ったりするケースもありますので事前に確認をした方が良いと思います。

事前に言っておけば旅行会社も昼食代を見積もってくれますので当日言うのではなく打合せの際に伝えることをおすすめします。

事前の打ち合わせは

修学旅行など学校行事の場合は学校によって最終打合せに参加を希望される事があります。

事前の打ち合わせが発生した場合には参加費用として時給2000～3000円ほど支給されます。

修学旅行ってどの時期が多いの

需要が多いのは高校

修学旅行でツアーナースを頼むのは圧倒的に高校になります。

理由は養護の先生が長期では家を空けれない。大規模校だと1名では対応を仕切れないから。

修学旅行が同日発で複数コースがあるなど。

小中学校に比べると圧倒的に高校からの依頼が多いのがこの業界になります。

需要が多いのか？

あえてコロナ前の２０１９年のデータを使ってご説明しますが高校の出発が一番多いのは９月～１２月にかけてになります。

中学校のデータは載せませんでしたが中学校の出発が多いのは４月～６月になります。

前述で書いた通り高校の需要が多いので出発が多い月は秋になります。

修学旅行先として多いのは？

人気の旅行先は？

やはり定番は沖縄や関西ですね。

特に関東・中部・関西・中四国くらいまでは小中学校の内に京都・奈良・大阪への修学旅行を終わらせていることも多いのでそれ以外の地区が高校生になって関西へ修学旅行に行くイメージですね。

東北や九州の学校は高校で関西にいくのではないでしょうか？

必ずしも出発から帰着ではない

必ずしも修学旅行の出発から帰着までの同行ではありません。

これは遠方に出かける場合で旅行会社や学校の考え方にもよるのですが出発地から必ずしもツアーナースは同行するとは限りません。

交通経費がかかるので学校や旅行会社は旅行先に到着してからでOKです。

となりツアーナースは現地で受け入れる場合が結構あります。

ですので東京で登録してといって旅行に行けるからラッキーと思ったら東京での受け入れの仕事ばかり回ってくることもよくある話です。

学校・旅行業者との打ち合わせ

間際での求人もある

旅行社さんは修学旅行でのツアーナース手配が決まるのは間際になる事が多いです。

修学旅行の打ち合わせでツアーナースを頼むのは学校との打ち合わせも終盤を迎えた結構間際だったりするケースがあります。

出発が近いタイミングで突然●月●日行けますか？なんてもあるかもしれませんね。

派遣が決まったら

派遣が決まったら旅行社さんの担当者に連絡。

旅行会社の担当者は出発前超多忙ですからなかなかつかまらない事がありますね。

特に若い担当者にあたると忙しすぎて雑な打ち合わせで終わる事もあります。

こんな打ち合わせいいのかな？？と思う事もあります。

必要最低限の　集合場所・集合時間・注意事項を確認して　手当や看護については学校の養護教諭に直接連絡しますね。って言ってあげると旅行会社的には助かった～ってなると思います。

養護の先生との打ち合わせ

学校に連絡。旅行会社へ挨拶が終わったら学校の養護教諭の先生に連絡となります。

ご挨拶を済ませた後学校からどんな救急セットを持って来ていただけるかを確認します。

ケアが必要な生徒さんの情報も情報交換しておけるといいですね。

修学旅行当日

出番は夜がメイン

日中は何事もなく旅行も楽しめて最高じゃん。ってなる事が多いのですが夜、ホテルに入ってから出番が突然やってきます。

続々と生徒が看護師さんのところにやってきます。

生徒達もけがをしたり極度のストレスで体調を崩したり体調が悪いのに無理して参加してきているケースもあります。

とにかく夜が出番です。

対応が良いと再度指名

対応が良かったりして旅行会社の担当者さんに気に入られると指名が入ります。

旅行会社が修学旅行にかける思いは想像以上ですのでツアーナースの対応も旅行の一部です。

評判がいいと旅行全体の評価もあがるので旅行会社は良い対応のツアーナースはまた手配をしたくなるもんです。

そうすると以前も一緒の旅行会社だと融通が利く事も多いので何かといいことがありますね。

まとめ

やりがいのある楽しい仕事だとは思います。

普段の病院勤めとの違いは、旅行中を楽しみながらトラブルさえ発生しなければ平和に旅行をしておわります。

これでいいのかなって感じで。

ただ数百人で旅行していれば何かしらは発生しますので緊張感はありますが、旅行好きならいい副業にはなるんではないでしょうか？

生徒とのコミュニケーションや「ありがとう」という感謝の言葉にでまた頑張れるかもしれませんね。

下記2社は登録無料ですので一度登録だけでもされては如何でしょうか。