
航空券予約サイト「エアトリ」は、豊富な便の選択肢と手軽な予約手続きで人気を集めていますが、「手数料がかかるのでは?」と不安に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、「予約時に表示された金額より高くなっていた」と感じたユーザーの声も少なくありません。
しかしご安心を。エアトリで手数料がかからない方法は、条件次第で確かに存在します。
たとえば、筆者が過去にANAの国内線を予約した際、通常であれば事務手数料が5%発生するところを、クーポンキャンペーンとアプリ限定ポイント10%還元を活用したことで、実質的に手数料を全額カバーできたというケースがありました。
この記事では、以下のポイントを中心に、エアトリで手数料をかけずに予約するための具体的な方法をわかりやすく解説していきます。
この記事では、次のようなポイントを詳しく解説していきます。
- 手数料がかかるケースとかからないケースの違い
- 実際に「手数料0円相当」で予約できた具体例
- 他の予約サイトとの比較をふまえた、もっともお得な予約方法
添乗員経験のある筆者が、旅行者目線でリアルな体験をもとにご紹介します。
「できるだけ安く、でも安心して航空券を予約したい」
そんなあなたに役立つ情報を、丁寧にお届けします。
(写真はイメージ)
筆者:Ippon
添乗本数:約800本(国内・海外)
渡航国数:24か国
保有資格:総合旅行業務取扱管理者/総合旅程管理主任者
日本の魅力と旅行をお得に手配するテクニックを記事にして発信中。
エアトリの手数料徹底解説
エアトリ(Airtrip)は格安航空券検索・予約サイトとして人気ですが、各種手数料の存在には注意が必要です。「思ったより高くついた…」とならないために、国内線・国際線それぞれで発生する手数料の仕組みと金額、手数料を回避・節約する方法、さらに他社サイトとの比較まで詳しく解説します。この記事を読めば、エアトリで手数料をかけずにお得に航空券を予約するコツがわかります。
エアトリで発生する手数料の種類
エアトリで発生する手数料の種類
エアトリで航空券を予約する際、航空券代金以外に加算される手数料は主に以下のとおりです
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取扱手数料(サービス料):旅行サイト・代理店に支払う手続代行料金。
エアトリでは航空会社ごと・片道ごとに設定されており、往復の場合は2倍になります。
出典:plus.news.gree.net -
事務手数料(国内線)/支払手数料(国際線):決済処理にかかる手数料。
国内線では総額の数%、国際線では一定額(例:1,870円)が加算されるケースが一般的です。
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振込手数料:銀行振込やコンビニ支払いを選んだ場合の送金手数料。
支払方法によっては無料になる場合もあります。
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キャンセル関連手数料:予約取消時に発生する各種手数料。
具体的には、航空会社所定の取消料・払戻手数料に加え、エアトリ独自の取消手続手数料も発生します。
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以下で、国内線と国際線に分けて詳しく見ていきましょう。
国内線予約時の手数料
1. 取扱手数料(国内線)
エアトリで国内航空券を予約すると、航空会社ごとの取扱手数料が発生します。
大手航空会社(ANAやJAL)は片道あたり4,400円、LCCではPeachが3,740円、ジェットスターは5,400円(最も高額)、スカイマークは2,600円など、航空会社によって金額が大きく異なります。
往復予約ならこの取扱手数料が倍加される点に注意が必要です。また、この取扱手数料はエアトリ独自のサービス料であり、予約変更時には新たに手数料が必要、キャンセル時も返金対象外となります。
2. 事務手数料(国内線)
航空券代金と上記取扱手数料を合計した金額に対し、さらに事務手数料が約5%加算されます。
例えば航空券20,000円+取扱手数料4,400円=計24,400円の場合、約1,220円(5%)が事務手数料となります。
この割合は航空券代金が高くなるほど増えます(※最低5%~支払方法によって最大8%程度)。
3. 支払い方法による違い(国内線)
エアトリはクレジットカード、電子マネー、コンビニ決済など豊富な支払方法に対応しています。
しかし支払方法によって追加手数料が異なり、選択次第で費用が変わります。
基本の事務手数料5%に加え、各手段ごとの差は以下の通りです:
支払い方法別|エアトリの手数料比較
👉 追加手数料なし(基本の5%のみ)
💡 最も手数料が安く、おすすめの支払い方法です。
👉 事務手数料 8%(追加なし)
※ 手数料率がやや割高になります。
👉 事務手数料 5% + 追加 200~350円 の支払手数料
※ コンビニにより定額手数料が異なります。
👉 事務手数料 5% + 別途振込手数料(約5~8%)
※ 振込額に応じて手数料が変動します。
👉 事務手数料 8%
・口座振替:追加手数料なし
・コンビニ払い:390円
・銀行振込:さらに 5~8%
※ 支払方法により大きく差が出ます。
以上より、国内線をエアトリで予約する際は「取扱手数料 + 事務手数料5%」が必ず発生し、支払い方法によってはさらに追加費用がかかることになります。
例えばクレジットカード払いなら取扱手数料 + 約5%で済みますが、コンビニ払いだとそれに数百円上乗せされる、という具合です。
国際線予約時の手数料
1. 取扱手数料(国際線)
エアトリで国際線航空券を予約する場合も、基本的な構造は国内線と同じで航空会社ごとの取扱手数料がかかります。国際線の場合、検索結果には往復航空券の総額が表示され、その中に取扱手数料も含まれています。航空会社や路線によって額は変わりますが、おおよそ1区間あたり4,000~5,000円前後のケースが多いようです。
たとえば東京‐ソウル往復では、エアトリの場合「51,380円+手数料1,870円=合計53,250円」という表示になり、他社と比べ取扱手数料分だけ割高になっていました。
2. 支払手数料(国際線)
国際線予約では支払い方法は基本クレジットカードのみとなり、一律1,870円の「支払手数料」が加算されます。国内線のようにパーセンテージではなく定額制で、航空券金額が高額でも1,870円に固定されています。これは主にカード決済手数料と考えてよいでしょう。
なお、エアトリの表示画面では「(お支払手数料 ¥1,870):クレジットカード」等と小さく記載されるため見落とさないよう注意が必要です。
3. 税金・空港使用料等
国際線の場合、航空券代金には別途燃油サーチャージや現地空港税、国内空港施設使用料などの諸税がかかります。これらは航空会社や路線によって異なりますが、エアトリ以外で予約しても必ず必要になる費用ですので、エアトリ特有の手数料とは言えません。エアトリの検索結果画面では、それら諸税も含めた総額が表示されるので確認しましょう。
キャンセル・変更時の手数料(国内線・国際線)

エアトリは「キャンセル料が高い」という口コミも見られますが、その内訳を理解しておきましょう。予約後にキャンセル・払い戻しする際に発生する費用は主に以下の通りです。
キャンセル時に発生する手数料について
航空券をキャンセルすると必ず発生する手数料です。
・国内線例:ANA 440円、スカイマーク 500円
・国際線:各社の規定により異なる(※チケットにより不要な場合もあり)
出発日までの期間や運賃種別によって異なるキャンセル料です。
・例:ANA国内線では「搭乗日55日前まで0円」、それ以降は運賃の一部がかかります。
・LCCでは購入直後から100%取消料(返金なし)というケースもあるので注意が必要です。
・国内線:一律 2,800円(税込)
・国際線:一律 11,000円(税込)
※支払い前のキャンセル(未決済)であれば発生しません。
返金方法によって発生する送金手数料です。
・クレジットカード決済での全額返金:無料
・銀行振込での返金:通常 760円(利用者負担)
要するに、エアトリで予約後にキャンセルすると、航空会社規定分+エアトリ規定分の両方の手数料が差し引かれることになります。
例えばANAの国内線をエアトリで購入し出発前にキャンセルした場合、「ANA払戻手数料440円+ANA取消手数料(時期により0円〜運賃の◯%)+エアトリ取消手数料2,800円+振込手数料760円」が費用としてかかります。航空券の種類によっては取消料だけで代金の100%=全額戻らないこともあるため、予約時にキャンセル規定を必ず確認しましょう。
変更手数料についても、基本的にはキャンセル(払い戻し)と再予約の手続きになるため、変更可能な航空券でも航空会社の変更手数料+エアトリの変更手数料(※キャンセル手続と同額の場合あり)+運賃差額等がかかります。格安航空券では変更自体できないことも多いので注意が必要です。
手数料を無料・節約にできるケースと対策

以上のように、エアトリでは様々な手数料が発生しますが、条件次第で手数料を抑えたり実質無料に近づけることも可能です。ここではエアトリ利用時に手数料を節約するポイントを紹介します。
支払い方法の工夫で手数料を削減
前述の通り、支払方法の選択は手数料に大きな影響を与えます。最もお得なのはクレジットカード決済で、追加の支払手数料が発生しません。基本の事務手数料5%のみで済み、カード利用ポイントも貯まるため一石二鳥です。PayPayやLINE Payも同様に5%のみで追加料はかからないので、これらも有利な選択肢です。
反対に、コンビニ払いや銀行振込は避けた方が無難です。コンビニ決済は200~350円の手数料が別途かかり、銀行振込(Pay-easy)は振込額の5~8%もの高額な手数料負担になることがあります。また後払い(Paidy)も口座振替以外では追加料金が発生し割高です。したがって、クレジットカードを持っている場合は迷わずカード決済にするのがベストと言えます。
まとめると、「クレジットカード or 電子マネー(PayPay等)」>「口座振替型後払い」>「コンビニ/銀行振込」の順で手数料負担が小さくなります。エアトリ利用時はぜひ支払い方法を工夫し、無駄な出費を減らしましょう。
クーポン・ポイント活用で実質手数料ゼロも可能?
エアトリでは定期的にクーポン配布やポイント還元キャンペーンを行っています。これらを上手に使えば、手数料分を丸ごと相殺したり、トータルで見て手数料以上の割引を受けることも可能です。
手数料を抑える3つの賢い活用法
例として、エポスカード会員限定で最大30,000円OFFのクーポンが配布されたことも。
高額な国際線航空券では、手数料を差し引いても十分にお得になる可能性があります。
👉 まずは無料会員登録を行い、最新のクーポン情報を確認しておきましょう。
さらに、スマホアプリからの予約でポイントアップキャンペーンが頻繁に実施され、最大10%の還元となることも。
例:総額2万円の航空券でも、10%還元なら実質2,000円引きに。
👉 アプリ限定セールやキャンペーン情報は、プッシュ通知や
予約後に「やっぱりやめたい…」となった場合、支払期限までに入金しなければ自動キャンセルとなり、手数料は一切かかりません。
※ただし、支払期限を過ぎると予約が無効になるため、購入を決めた場合は忘れずに入金しましょう。
以上のように、エアトリ独自の手数料そのものを完全に「0」にすることは難しいですが、クーポン値引きやポイント還元によって“実質無料”に近づけることは可能です。
特にアプリ経由の高ポイント還元時に予約すれば、手数料以上にポイントが戻り結果的にお得になるケースもあります。
エアトリで手数料をかけずお得に利用するため、キャンペーン情報の活用と支払方法選択が重要と言えるでしょう。
他の航空券予約サイトとの手数料比較

エアトリの手数料は高めと言われますが、実際のところ他社はどうなのでしょうか?主要な他の航空券予約サイトや航空会社公式サイトの手数料も把握しておくことで、状況に応じて賢く使い分けることができます。ここではいくつかの例を比較します。
航空会社公式サイトの場合
JALやANAなど大手航空会社の公式サイトで直接航空券を購入する場合、基本的に取扱手数料はかかりません(予約サイトを介さないため代理店手数料が不要)。
表示運賃に諸税を足したものがそのまま支払額になります。ただし、一部のLCC(格安航空会社)では公式サイトでも支払方法による手数料が発生します。例えばPeachやジェットスターではクレジットカード決済手数料が数百円~数千円課金されるケースがあり、エアトリ経由とどちらが安いか最終価格で比較した方がよい場合もあります。
また公式サイト購入のメリットとして、マイレージや座席指定サービスが利用しやすい点もあります。
エアトリ経由でもマイル積算や事前座席指定は可能ですが、公式で直接予約した方が確実で細かなオプションも選択しやすい利点があります。手数料重視でなく総合的なサービス面も考慮して、公式から買うか代理店経由にするか判断すると良いでしょう。
ExpediaやTrip.comなど手数料無料のOTA
オンライン旅行代理店(OTA)の中には、取扱手数料を一切とらないサイトもあります。代表的なのがExpedia(エクスペディア)とTrip.com(トリップドットコム)です。
他の手数料無料サイトとの比較
世界的に展開する旅行予約サイトで、日本発の航空券予約でも取扱手数料は無料です。
実際の比較例:
・東京-ニューヨーク往復
└ エアトリ:158,380円(うち手数料1,870円)
└ Expedia:149,310円
👉 約9,000円以上お得になったケースも。
支払方法はクレジットカード限定などの制限はあるものの、
「航空券+ホテル同時予約で割引」など、独自特典も充実しています。
※ 手数料ゼロのメリットを活かすなら、総額での比較が大切です。
中国系のOTAで、アジア路線に強みを持つ予約サイト。
エアトリのような取扱手数料は一切かかりません。
・東京-ソウル往復では、
└ Trip.com:49,460円
└ エアトリよりも安く、最安値となりました。
支払方法はクレジットカードとLINE Payに対応。
また、キャンセル料に独自手数料を上乗せしない方針を明示しており、
利用者にとって良心的な設計が魅力です。
エアトリでは検索結果に手数料が含まれず後から加算されますが、これらのサイトは初めから総額で比較しやすいメリットもあります。ただし、OTAによってはサポート体制やキャンセル規定で差があるため、価格だけでなくサービス面も合わせて検討しましょう。
そのほか航空比較サイトの記事をいくつか書いていますので参考にしてください。
楽天トラベルの場合
楽天トラベルは国内最大級の旅行予約サイトですが、航空券単体の手配については少し特殊です。国内線航空券の場合、楽天トラベルのサイト上で完結せず各航空会社の公式予約ページへ案内される形式になっています。
そのため楽天トラベル自体には取扱手数料は発生せず、実質手数料無料で航空会社直販と同じ条件で予約できます(ただし楽天ポイントは付与されない)。
JAL・ANA・スターフライヤー・ソラシドエアの国内線が楽天経由で検索できますが、最終的な決済は航空会社サイトで行うためエアトリのような上乗せ手数料はありません。これはユーザーにとって手数料負担がない反面、楽天ポイントが貯まらない・使えない等の制約もあります。
一方、国際線航空券は楽天トラベル内で予約・決済まで完結する仕組みです。その際、楽天トラベル独自の手配手数料(発券手数料)が設定されています。具体的な金額は航空券種別によりますが、例えば格安航空券では1件あたり2,500円(税込)程度が一般的です。楽天トラベルはかつて「海外航空券手配手数料0円」を打ち出していた時期もありましたが、2025年現在の利用規定では所定の発券手数料がかかる点に注意が必要です。
またキャンセル時には「航空会社の取消料 +楽天トラベルの取消手数料 + 手配手数料」が合計され請求される仕組みで発券手数料は払い戻されないことが明記されています。
メリットもありますが、国際線単体ではExpediaやTrip.comのような手数料無料組と比べ割高になる場合もあります。比較検討の際は楽天独自手数料の有無もチェックしましょう。
その他の比較ポイント
上記以外にも、HIS系のSurpriceやskyticket.jp、ソラハピなど様々なサイトがあります。手数料体系は各社で微妙に異なりますが、概して「取扱手数料」「決済手数料」の有無・金額が総額に影響します。
結局大事なのは、「表示運賃+手数料を含めた最終支払額」を比較することです。どのサイトでも検索結果の価格だけで飛びつかず、予約手続きの最終確認画面まで進んで総額を確認しましょう。エアトリを含め多くのOTAでは途中でキャンセルすれば料金は発生しませんので、複数サイトで実際に手続きを試し、最も納得できる総額になる方法を選ぶのが賢い方法です。
まとめ:エアトリで手数料をかけずに予約するには?

最後に、本記事の要点をまとめます。エアトリの手数料体系と節約術、他社比較を踏まえ、「エアトリで手数料を最小限に抑えて航空券を予約するコツ」は以下のとおりです。
エアトリの手数料構造を理解する
国内線では片道ごとに2,600~5,400円の取扱手数料+総額の5%前後の事務手数料が必ずかかり、国際線では取扱手数料+1,870円の支払手数料が発生します。キャンセル時にはエアトリ取消手数料(国内2,800円・国際11,000円)も課されるため、予約前にこうした費用を把握しておきましょう。
支払方法はクレジットカード一択
手数料を節約するには、追加手数料のないカード決済が最も有利です。PayPayやLINE Payも同条件でおすすめ。逆にコンビニ・振込は割高な手数料を取られるので避けます。
公式アプリ&キャンペーンを活用
エアトリのアプリから予約すると高ポイント還元など特典が豊富です。タイミング次第でポイント10%還元など手数料以上のリターンも期待でき、実質的に手数料ゼロ同然にできます。常にキャンペーン情報をチェックし、使えるクーポンやセールは逃さないようにしましょう。
他社サイトも併用して比較
手数料がネックになる場合、ExpediaやTrip.com(取扱手数料無料)、楽天トラベル(国内線手数料なし)など他の予約方法も検討しましょう。特に同じ航空券でもサイトによって総額が数千円単位で違うこともあります。必ず最終的な支払総額で比較し、一番お得な方法で予約することが大切です。
結論
エアトリで完全に手数料がかからないケースは基本的にありませんが、賢いテクニックで「手数料負担ゼロ」に近づけることは可能です。支払方法の選択とキャンペーン活用でエアトリをお得に使いこなしつつ、場合によっては他社も上手に併用して、納得のいく形で航空券を予約しましょう。旅費を1円でも安く抑えつつ安心して旅行を楽しむために、本記事のポイントがお役に立てば幸いです。
参考文献・出典: エアトリ公式サイト利用ガイド及び各種調査ブログ等より作成しました。


