ジブリパーク団体入場。予約方法は？個人で行く時はどうする？

ジブリパーク 学校団体予約ガイド

申込先と方法

予約はジブリパーク公式サイト上の専用申込フォームから行います。電話やFAXでの申込みは受け付けていないため注意が必要です。サイト内の「学校団体枠お申し込みはこちら」ボタンからアクセスでき、学校名・希望日・人数・連絡先などを入力して送信します。申請後、5営業日以内を目安に受付センターから確認メールが届きます。

申込者の条件

申込みできるのは学校関係者、または学校から正式に依頼を受けた旅行会社に限られます。旅行会社が未定の場合は学校が先に申込み、後から申込者情報を変更することも可能です。

予約タイミングと締切

学校団体枠は先着順で受付されます。空き状況カレンダーで希望日を選び申込みます。入場希望日の3ヶ月前の15日17:00が締切です（15日が休日の場合は直前の平日）。例：11月入場分は8月15日17時まで。締切後も「RQ（リクエスト可能）」と表示があれば申請可能な場合があります。

必要書類と入場当日の手続き

入場の約2ヶ月前に「予約証明書」が学校宛てに郵送されます。この書類が当日の入場券となるため、必ず原本を持参してください。当日はそれを提示して団体全員で入場します。

支払い方法

料金は事後精算です。当日の実人数に基づいて、入場後2週間以内に学校へ請求書が送付されます。請求金額を確認し、指定口座へ期日までに銀行振込で支払います（振込手数料は団体負担）。

予約内容の変更やキャンセル

原則キャンセル不可ですが、人数変更は柔軟に対応されています。減員が50名以上または増員が10名以上の場合は事前にメール連絡が必要。それ未満の微調整であれば当日受付での申告で対応可能です。ただし増員は対応できないケースもあるため、早めの相談がおすすめです。

ジブリパーク 団体区分と予約ルートについて

対象となる団体区分（学校団体枠）

公立・私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、保育園・認定こども園等が学校団体枠の利用対象です。いわゆる文部科学省管轄の学校および児童福祉法に基づく保育施設など、子どもを教育・保育する機関の団体が該当します。学校が契約した旅行会社が代理で申し込むケースもありますが、それは学校行事としての訪問に限られます。

1日の受入人数と申込単位

学校団体枠では1日あたり最大500名までの児童・生徒の受け入れが可能です。これは同日に訪問する全学校団体の合計人数の目安です。さらに1校あたりにも上限があります。

• 小学校2年生以下：160名または5クラス以上の場合は午前・午後に分けて来園、または日程を分散
• 小学校3年生以上：250名以上は時間帯または日程を分ける必要あり
• 幼稚園・保育園の親子遠足：親子合わせて100名まで

ジブリパークでは安全かつ快適な観覧を目的として、極端に大規模な団体は一度に受け入れない運用としています。

団体区分ごとの予約ルート

教育機関以外の団体（企業の慰安旅行、町内会、旅行会社主催のツアーなど）には、学校団体枠のような特別受付制度はありません。そのため、一般のチケット購入ルールに従って、必要人数分のチケットを確保する必要があります。

ジブリパーク公式販売サイト「Boo-Wooチケット」では、1会員につき1回の購入は最大6枚まで。7名以上のグループは、複数のアカウントを使って小グループに分かれて購入・入場する必要があります。

旅行代理店のパッケージ利用

一般団体でチケット手配が難しい場合は、大手旅行会社のパッケージツアーを活用する方法もおすすめです。ジブリパークのオフィシャルパートナーであるJTBなどが、チケット付き宿泊・交通のセット商品を販売しています。

これらのツアー商品は、あらかじめ団体向けのチケットが確保されていることも多く、公式発売日の競争を回避できるのが大きな魅力。社員旅行やクラブ活動などの大人数での訪問にも安心です。

子ども枠（学校団体枠）の導入時期と背景

導入のタイミング

ジブリパークは2022年11月1日に開園しましたが、それに先立ち2022年6月には愛知県から「学校団体等からの申込受付を開始します！」との発表がありました。
同年7月11日より学校団体向けの予約申し込み受付がスタートし、開園後の平日（火曜定休を除く）には1日500人程度の「子ども枠」が設定されました。

実際には開園直後の2022年11月～2023年2月の期間、まず長久手市および周辺地域の学校を対象に優先受付が実施され、段階的に受け入れが始まりました。つまり、開園と同時に子どもたちの団体受け入れは本格的にスタートしていたのです。

優先受入期間と全国拡大

初期導入ではまず「地元の子どもたちを優先的に招待する」という方針がとられました。2022年11月～2024年3月までを「近隣地区および愛知県内からの優先受入期間」とし、徐々に対象地域を広げていきました。

2022年夏の時点では長久手市やその隣接市町の学校が対象でしたが、次第に愛知県全域、そして2024年4月からは全国の学校を対象に修学旅行や遠足での受け入れが可能となりました。

約1年半をかけてのこの拡大方針には、「まずは地元の子どもたちに体験してもらう機会を確保し、次に全国へ門戸を開く」という愛知県とジブリパークの温かな配慮が見て取れます。

導入の背景と意義

子ども枠の導入には、ジブリパークの教育的意義が深く関わっています。一般テーマパークとは異なり、完全予約制で入場者数が制限されているジブリパークでは、あえて子ども優先の枠を設けることで、平日に教育利用を促進する狙いがありました。

また、人気の高さから大人がチケットを買い占めることが予想される中、平日枠で子どもたちを受け入れる措置は、社会的にも高く評価されました。

この制度により、小・中・高校生を中心とした子どもたちが、遠足や社会見学などで安心して訪れることができる環境が整えられ、毎日最大500名が子ども枠で入場可能となっています。

ジブリパーク チケット券種まとめ

🎫 大さんぽ券プレミアム（全5エリア周遊券）

• 入場エリア: ジブリの大倉庫、青春の丘、どんどこ森、もののけの里、魔女の谷
• 大人料金: 平日7,300円 ／ 土日祝7,800円
• 子ども料金: 平日3,650円 ／ 土日祝3,900円
• 備考: 「ジブリの大倉庫」のみ入場時間指定。他エリアは再入場可

🎫 大さんぽ券スタンダード（3エリア共通券）

• 入場エリア: ジブリの大倉庫、もののけの里、魔女の谷
• 大人料金: 平日3,300円 ／ 土日祝3,800円
• 子ども料金: 平日1,650円 ／ 土日祝1,900円
• 注意: 魔女の谷の「ハウルの城」など建物内部は当日現地で整理券が必要

🎫 魔女の谷・もののけの里（2エリア共通券）

• 入場エリア: 魔女の谷、もののけの里
• 料金: 大人2,000円 ／ 子ども1,000円（全日同額）
• 注意: 建物内部見学には当日先着券が別途必要／時間帯指定あり

🎫 ジブリの大倉庫（単独券）

• 入場エリア: ジブリの大倉庫のみ
• 料金: 大人2,000円 ／ 子ども1,000円（全日共通）
• 時間帯: ① 開園～13:00 ／ ② 13:00～16:30

🎫 青春の丘（単独券）

• 入場エリア: 青春の丘のみ
• 料金: 大人1,000円 ／ 子ども500円
• 時間帯: ① 開園～13:00 ／ ② 13:00～16:30
• 見どころ: 『耳をすませば』『猫の恩返し』の世界観を再現

🎫 どんどこ森（単独券）

• 入場エリア: どんどこ森のみ
• 料金: 大人1,000円 ／ 子ども500円
• 時間帯: ① 開園～13:00 ／ ② 13:00～16:30
• 備考: サツキとメイの家の内部見学は別途予約制（抽選）

ジブリパーク 個人チケットの購入方法と注意点

予約はオンライン限定！

ジブリパークの個人向けチケットは、事前予約制です。
公式サイトの「チケット購入」ボタンからアクセスできる Boo-Wooチケット（ぶ～ちゃんチケット）で購入します。

• 購入には 会員登録（無料） が必要
• 支払いは クレジットカードなどのオンライン決済
• 購入後、スマートフォンに QRコード付き電子チケット が発行
• 当日はスマホ画面のQRコードを入口でかざして入場

販売スケジュール

チケットは 入場希望月の2か月前の10日14:00 に一斉販売されます。
例：11月に行きたい → 9月10日14:00から購入可能

土日祝日や長期休み期間は即完売の可能性大！
希望日がある方は、カレンダーにメモして発売日時を逃さないようにしましょう。

購入枚数と回数の制限

• 1回の操作で購入できるのは 最大6枚まで
• 同じ月の同じ券種は 月1回までの購入制限 あり
• 複数日に分けて訪れたい場合は、別券種や別月で計画を立てるのがコツ

入場時の注意点

• QRコードはスクリーンショットや印刷では無効！
• Boo-Wooチケットアプリまたは専用サイトで表示されたものを使用
• スマホの故障・電池切れ対策として 顔写真付き身分証 を持参
• 営利目的の転売は禁止。本人確認される可能性あり

ツアー＆宿泊パッケージで確実に行けるジブリパーク旅

JTB「ジブリパークを歩こう！」ツアー

ジブリパークのオフィシャルパートナーであるJTBでは、チケット付き旅行商品「ジブリパークを歩こう！」を販売中。ホテル宿泊とジブリパーク入場券がセットになっており、チケット争奪戦を避けて確実に入場できるのが最大の魅力です。

• 大さんぽ券スタンダード・プレミアム付きプランを選択可能
• 宿泊＋新幹線 or 航空券付きのカスタマイズも可能
• 遠方からでもワンストップで旅を手配可能

JTB「よくばり2日間満喫プラン」

1日では回りきれない全5エリアをじっくり制覇したい方にはこのプラン！
1日目はスタンダード券、2日目はプレミアム券で訪問。
宿泊と交通がセットになった 2日間プラン で、名古屋観光も満喫できます。

他の旅行会社のツアー

日本旅行、HIS、近畿日本ツーリストなどでも ジブリパークチケット付き宿泊プラン を販売中。
旅行比較サイト「トラベルコ」では各社商品を一覧比較できるので便利です。

• 東京発着の日帰り新幹線プラン
• 名古屋前泊＋ジブリパーク＋後泊プランなど
• 公式完売でも旅行会社枠なら空きがあることも

JR東海ツアーズの活用

新幹線で名古屋に行く方には JR東海ツアーズの「EX旅パック」 などもおすすめ。
チケットは付きませんが、「ぷらっとこだま」などの 割引切符 を活用すればコスパ良く日帰りも可能です。

• 新幹線＋ホテルのセットで交通も楽々
• 愛知県内の観光地めぐり付きツアーもあり（例：犬山・岡崎）
• 声優ナレーション付き観光バスなどユニークな企画も登場

宿泊先の選び方

ジブリパークには宿泊施設がないため、名古屋市内や長久手周辺のホテル選びがポイントになります。

• アクセス便利：名古屋駅周辺・栄・藤が丘エリア
• ホテル例：マリオットアソシア、ヒルトン名古屋、東横INN など
• ファミリー・グループには和洋室タイプや朝食付きプランが人気

愛知観光も楽しみたい方は、周辺スポットと組み合わせたパッケージを選ぶと充実度UP！
※ジブリパーク訪問の前後で観光できるモデルコース付きプランもあります。

アクセスと宿泊

📍 ジブリパークの所在地

ジブリパーク（愛・地球博記念公園）
住所：〒480-1342 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
TEL：0561-64-1130

🚗 車でのアクセス

• 東名高速道路・日清JCT → 名古屋瀬戸道路「長久手IC」から東へ約5分
• 東名高速道路「名古屋IC」から東へ約20分

🚅 電車でのアクセス（中部国際空港から）

• 名鉄空港特急ミュースカイ：約29分／1,030円
• 名鉄特急：約39分／830円
• 名鉄急行：約51分／630円
• 名鉄準急：約59分／530円
• リニモ（藤が丘経由）：約87分／520円
• 高速バス：約1時間15分／1,000円～
• タクシー：約45分／約5,000円～

🚌 電車でのアクセス（名古屋駅から）

• 名古屋駅 → 藤が丘駅（市営東山線） 約28分／310円
• 藤が丘駅 → 愛・地球博記念公園駅（リニモ） 約13分／360円
• リニモ下車すぐでジブリパークに到着

✈️ 県営名古屋空港からのアクセス

• 鉄道＋バス：約37分／650円（名鉄西春経由）
• バス：約40分／700円
• タクシー：約45分／約4,150円
• 空港直行バス：約1時間10分／1,000円

🏨 宿泊について

ジブリパークには宿泊施設がないため、名古屋市内または長久手市周辺のホテルが拠点になります。

• アクセス便利：名古屋駅周辺／栄／藤が丘エリア
• ホテル例：マリオットアソシア、ヒルトン名古屋、名古屋JRゲートタワーホテル など
• 家族旅行なら和洋室付きや朝食付きプランも人気

早朝入場予定の方は、藤が丘駅周辺での前泊もおすすめです。